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中国の躍進はゲーム業界まで ゲーム制作の中心が中国になる日が来るのか

はいどうも!

最近になって、中国の企業がゲーム業界に進出しているのを目の当たりにするようになってきました。

今もなお、日本の任天堂やSonyを中心に世界で人気を博している日本のゲームですが
アメリカのノーティードッグやフランスのユービーアイソフトなどの洋ゲーがかなり目立ち始めるようになっています。



さらに最近では、中国製のゲームをよく見かけるようになっている気がします。

中国企業が活躍している業界というと、「製造業」「スマートフォンなどの電子機器」「ネット通販(アリババ)」あたりが有名です。

これらの業界にとどまらず、ゲーム業界にも力を入れているということです。



では、中国製のゲームで一体どういうものが人気になっているのでしょうか?

中国製で人気のゲーム

特に有名なもので例を挙げると「アズールレーン」です。

アズールレーンは2017年にiOSとアンドロイド向けにリリースされたソシャゲーなのですが、iOSのAPPストアのランキングで1位を取るなど、かなりの人気となっています。

似たようなゲームは既に存在していたのですが、このクオリティで制作できるのは流石と言えます。


中国製ゲームの特徴

特徴に関しては、筆者の個人的な考えですが

既視感があるゲームが多い


と感じます。

もっと直接的に言うと、二番煎じという感じでしょうか。
クオリティに関してはそこそこという感じです。

ジャンルでいうと、グラフィックなどが比較的リアルに近く、大人向けのゲームが多いように思います。

一方で、日本のニンテンドーが出しているマリオやポケモン、ゼルダのようなリアルとは少しかけ離れたポップなキャラクターが登場するゲームはあまり見かけたことがありません。

しかし、着実に力を付けてきているというように感じます。

より多くの企業が参入し、より面白いゲームが生まれるのは個人的にはすごく楽しみです。
しかしこれにより日本のゲームの人気が落ちる日が来るのではないかと、少し心配でもあります。

中国内のゲーム事情

日本ではゲームには対象年齢はありますが、ゲームのプレイ時間には規制はありません。

しかし、中国では異なります。子供に対するゲーム規制がかなり厳しいです。

ゲーム規制の主な内容についてざっとまとめます。


18歳未満の若者に対して
・ゲームは一日平日90分以内、休日3時間以内
・夜10時~朝8時のオンラインゲームの禁止
・オンラインゲームのプレイには身分証と実名での登録が必要


各家庭内の状況をどのようにして取り締まるのかというのはさておき、

これではゲームの売り上げは確実に下がるでしょうし、わざわざゲーム業界で勝負しようとも思えなくなってしまいます。

つまり、規制が厳しいせいでゲーム開発の技術発展が滞ってしまうという問題点が発生してしまいます。


ですので、中国のゲーム会社が急激に成長し、世界中で人気のゲームが生まれるということはまだ考えにくいという印象です。

しかし着実に力を付けているというのも事実で、ゲーム制作に本格的にリソースを割き始めたとき、ゲーム制作の中心が中国になる日が来るのかもしれません。

まとめ

中国では厳しい法規制が原因で、ゲーム開発の技術発展が滞ってしまうと考えられます。

ですので、中国がゲーム制作の中心になるという問いに関してはNoというのが筆者の回答です。

しかし、中国の強みはその人口の多さ。

中国がゲーム制作にリソースを割き始めるようになれば、中国からももっと面白いゲームが生まれてくると思います。

今回の記事は以上になります。

今後も中国のゲーム業界の動向に注目していきたいと思います。

それではここまで見ていただいてありがとうございました!

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