はいどうも! 「Kouya Entertainment」ブログのKouyaです!
以前、ブログで「ゲーム配信をするならどのサイトが良いのか」ということについて4つのサイトの比較を行い、その結果
・ゲーム実況をするならYoutubeかTwitchが良い。
という結論になりました。
▼まだ見ていない方はこちらの記事を参照。
過去記事:4つのゲーム配信サイト 比較&おすすめ
そこで今回のブログでは
①TwitchとYoutubeで収益化の条件など、さらに細かく違いを知る
②なぜ私がTwitchで生放送をすることに決めたのか
について話していきたいと思います。
それではレッツゴー↓
Contents
YoutubeとTwitchの違い
動画内容
YoutubeとTwitchは共に世界を代表する動画共有&ライブストリーミングプラットフォームです。
最も大きな違いはその動画の内容です。
Youtubeのユーザーは多種多様な内容で動画投稿や生放送を行います。
例えば
商品紹介・料理・ペット・ゲーム・観光・音楽・映画・大食い・演奏・歌
少し考えただけでもたくさんのコンテンツが出てきます。
Youtubeはこのカテゴリの広さが特徴です。
一方でTwitchはほとんどのユーザーがゲームの生配信を行っています。
(ゲームしかできない訳ではありません。トークショーや料理、演奏などを行っているストリーマーもいます。)
その理由はTwitchがゲーム専門のライブストリーミングサイトとして作られているからです。
次の画像はTwitchのトップページです。
Twitchのユーザーがいかにゲーム好きか、この画像だけでわかるでしょう。
人気の生放送のほとんどがゲームの内容になっています。
そのため、Twitchはゲーム実況をするためのサポートや機能が備わっています。
ただしYoutubeもゲーム配信用のプラットフォームに力を注いでいます。
それが「Youtube gaming」と呼ばれるサイトなのですが、その名の通りゲーム専用のライブストリーミングサイトです
Youtube gamingのトップページには人気の生放送が表示されています。
また、見たいゲーム配信をカテゴリで検索する機能も備わっています。
このカテゴリ検索機能が備わっていることは配信者にとって凄く大事だと思っています。
なぜなら、視聴者が少ない配信をより多くの人に見てもらうには好きなゲームからたどり着いてもらう以外に方法が無いですからね。
もちろんTwitchにもカテゴリ検索機能は備わっています。
ただし、このYoutube gamingなのですが
2019年3月をもってサポートが終了すると決定されています。
これは決してYoutubeがゲーム生配信の業界から撤退するという意味ではなく、
YoutubeとYoutube gamingを1つにしてゲーマーにとってさらに使いやすく、よりよい体験を提供したいとのこと。
確かに同じYoutubeなのにゲームを見るためにわざわざサイトを移動するのは面倒ですよね。
まとめると、
Youtubeは多種多様なコンテンツを保有しているのでゲーム配信用の機能が少し不十分となっているものの、ゲーム配信用の開発に力を入れている。
Twitchはゲームの内容を専門としており、ゲーム配信用のプラットフォームとしての機能がYoutubeよりも優れている。
利用者数
配信者にとって、配信サイトの利用者数は大事な要素と言えるでしょう。
10000人のユーザーがいる配信サイトと100人のユーザーがいる配信サイト。
数だけで言えば100人より10000人のユーザーがいるサイトで配信を行った方が有利ですよね。
という訳で、比較↓
Youtube
・月間利用者数
18億人(世界)
6200万人(日本)
2018年4月時点
Twitch
・日間利用者数
1500万人(世界)
(単純計算で月間4億5000万人)
2018年5月時点
利用者数はYoutubeの方が多いというデータになっています。
Youtubeは多様なコンテンツ、一方でTwitchはゲームがメインになっているのでTwitchよりもYoutubeの利用者数が多いのは妥当と言えるでしょう。
利用者数はYoutubeの方が多い
収益化の条件 Twitchの方が楽?
収益化はゲーム実況をする上で非常に大切なことですよね。
しかし収益化は簡単なことではありません。
それはYoutubeでもTwitchでも同じです。
だとすると、どちらの方が収益化しやすいのでしょうか。
youtubeの収益化の条件
① 過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間を超えていること
Youtube
②チャンネル登録者が 1,000 人以上いること
これはなかなか難しいですね。
①の方は動画をそれなりに投稿していれば問題なくクリアできると思います。
なので②の条件がかなり難しいということなります。
この条件をクリアすると
スーパーチャット(投げ銭)と広告の導入が可能になります。
他にも、 2019年1月から 新しく
メンバーシップ
と呼ばれるシステムが導入されました。
これは視聴者が月額490円支払うことによって好きなチャンネルの購読者(サブスクライバー)になることができる新しいシステムです。
(この後説明するTwitchのサブスクライブと似たシステム)
チャンネル側がメンバーシップを導入するには
チャンネル登録者数が3万人以上いること
が条件になります。
Twitchの収益化の条件
Twitchの収益化には
アフィリエイトプログラムとパートナープログラム
の2つがありそれぞれ条件が異なっています。
まずは簡単な条件から見ましょう。
アフィリエイトプログラムの条件
フォロワー数が50人いること
過去30日間で8時間の配信を行う
過去30日間で7日以上配信する
過去30日間で3人の平均視聴者数を獲得する
下3つは頻繁に配信をしていれば自然と達成できます。
フォロワー数が50人もYoutubeの登録者数1000人と比べると、かなり簡単に達成できる条件だと思います。
この条件をクリアすると以下のことができるようになります。
・視聴者からの投げ銭
・サブスクリプション機能
投げ銭
生放送中に視聴者からの有料のコメント、その一部が配信者の報酬となる。
金額(ビッツ)は視聴者が決定できる。
サブスクリプション
チャンネルのフォローとは異なり、月額料金が発生。
視聴者が月額4.99$、9.99$、24.99$の3コースからいずれかを払い、そのチャンネル限定の絵文字、バッジなどの有料コンテンツを使用できるシステム。
このサブスクリプションはYoutubeでつい最近導入されたメンバーシップとかなり似ています。
しかし、Youtubeでは登録者数3万人以上のチャンネルでしかこの機能をつかえないのに対して、Twitchでは登録者数50人で可能となっています。
パートナープログラムの条件
過去30日間で25時間の配信を行う
過去30日間で12日以上配信する
過去30日間で75人の平均視聴者数を獲得する
先ほどのアフィリエイトプログラムより少し厳しい条件になっています。
最も難しいのは75人の平均視聴者数でしょう。
これだけ視聴者がいればもう脱初心者で中堅実況者と呼べるレベルでしょう。
しかし、実はこのアフィリエイトとパートナープログラムでできることにあまり違いはありません。
パートナープログラムでは流す広告の長さや頻度を決められたりしますが、
投げ銭やサブスクリプションは、アフィリエイトプログラムでも可能です。
もともとサブスクリプションはパートナープログラムだけの機能だったのですが、それがアフィリエイトプログラムでも可能となっています。
つまり収益化のハードルがどんどん下がってきているということです。
これは配信者にとって良いことですし、それで配信者が増えてユーザーも増えればTwitchにとってもメリットがありますよね。
Twitchにはそういった配信者に対するサポートがかなり充実していると感じます。
YoutubeよりTwitchの方が収益化の条件がかなり簡単
外国では使い分けている人が多い
外国ではゲームならTwitch、その他はYoutubeと使い分けている人が多いようです。
一方で日本ではゲームもYoutubeで見ている人が多いように感じます。
そこで今回は
「モンスターハンターワールド」が配信されている数や日本人の割合から、その「使い分け」について調査してみました。
モンスターハンターワールドを用いた理由は
・割と新しいゲームなので配信者数が多い。
・人気が日本に偏っていない。(世界中で人気)
の2点です。
日本でしか人気がないゲームだと、配信者は日本人ばかりになり調査になりませんからね。
以下が調べた結果です。(その他の言語は除く)
配信の トータル数 | 日本語による 配信数 | 英語による 配信数 | 韓国語による 配信数 | |
Youtube | 132 | 102 | 12 | 7 |
Twitch | 203 | 17 | 64 | 66 |
日本ではほとんどの人がYoutubeで配信を行っているのに対して
英語圏・韓国語の方々はTwitchで配信している人が多いという対称的な結果になりました。
理由としては、TwitchとYoutube liveはどちらも2011年にサービスが始まり、外国ではゲーム実況をするならTwitchという意識が深く根付いたのでしょう。
しかしここで問題になるのが、
配信者や視聴者がより良いプラットフォームへ移動して不便なプラットフォームの過疎化が起きることです。
(より良いとは 収入が良い、動画の画質が良い、使いやすいなど)
実際に、ゲーム実況者が別のプラットフォームに活動を移すのはよくあることです。
しかし、Twitchは使いやすさや収入、画質どれにおいても優れているので今も人気のプラットフォームとしてあり続けています。
日本人はゲーム実況をYoutubeで行う傾向が強い。
外国人はゲーム実況をTwitchで行う傾向が強い。
Twitchに決めた理由
私が配信を始めるときにTwitchに決めた理由は主に2つあります。
①収益化までのハードルが低かったから
②英語で配信したかったから。
①については先ほど説明しましたが、Twitchではフォロワー50人+その他の条件で投げ銭とサブスクリプションを受けられるようになります。
気が短い私はYoutubeでフォロワー1000人集めるころには配信に飽きてしまう気がしたので簡単に達成できるTwitchは魅力的でした。
実のところ、私の配信頻度は高くないのですがフォロワー50人は簡単に達成できました。
②については完全に私情です笑
私は英語を習得したいと思い、リーディングとリスニングを集中的に勉強しToeicで実力を試していました。
しかしToeicで700点を取れ始めた頃に、
「喋れるようになりたい」
と思い始め、ゲーム好きの私は
「英語でゲーム実況をすれば英語の勉強とゲームを同時にできて一石二鳥じゃないか!」
と気が付き、英語圏のユーザーが多いTwitchで配信をすることに決めました。
そして今はアメリカからのアクセスが最も多くなっています。
▼詳しくはこちらの記事を参照
YoutubeとTwitchどちらもゲーム実況生配信のプラットフォームとしてのサポートは充実しています。
さらに、どちらのサイトもゲーム実況者の獲得やサポートの開発に力を入れており、
今後もさらに便利な機能が追加されていくと思います。
一長一短で判断が難しいかもしれませんが、この記事が少しでも役に立てたら幸いです。
それでは、見てくださってありがとうございました!